まな母乳育児相談室

まな母乳育児相談室は、入間市・飯能市・狭山市周辺で「桶谷式乳房手技」と共に様々な授乳や育児に関する相談を行います。

断乳

暑い夏が終わり(と言っても、日中まだまだ暑い日も多いですが・・・)、暦の上ではもう秋。

暑くもなく、寒くもなく過ごしやすい時期秋。

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桶谷式断乳では、この時期に断乳することをお勧めすることが多いです。

気候も暑くもなく、寒くもなく母子共に体調が安定しやすいためです。

 

以前、個人的に「断乳」という言葉の響きがしっくりこないことをブログに書きました。

mana-oketani.hatenablog.jp

 

「乳を断つ」と書くので、母親が一方的に子どもからおっぱいを取り上げるイメージを持たれる方も多いのではないかと思います。

かつての私も桶谷式の断乳をそう捉えていました(^^;

しかし、次女が1歳3か月の時桶谷式断乳を実践し、桶谷式を学んで、大きな誤解をしていたことが分かりました。

 

桶谷式の断乳は、母乳育児の総まとめであり、子どもの成長のワンステップなのです。

子どもの成長を見極め、子どもの成長を後押しします。

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もちろん、子どもと共に長く関係を育んできた母親の気持ちも尊重し、親の子離れのセレモニーでもあります。

 

自身の子どもの断乳後の成長、これまで関わってきた断乳後の母子の姿を見ていると感動することも多々ありました(*´▽`*)

 

授乳をしていると、どうしても子どもがまだまだ全身全霊で守ってあげなければいけない存在に感じ、まだまだおっぱいが必要に見えたりしますが、

客観的に見たり、おっぱいなしで関わってみると、子どもは毎日一歩ずつ大人への階段を上っていて、いつの間にかしっかりとした幼児の顔になっていたりして・・・

 

もちろん、色々な母と子の関係性があり、環境もあり、価値観もあり。

桶谷式断乳が100%正しい!とは言いません。

 

何となく授乳をいつまで続けるか悩んでいる方、そろそろ卒業を考えている方、桶谷式断乳に関心がある方、一緒にこの時期考えてみませんか?

そして、おっぱいライフを笑顔で締めくくりましょう(*^-^*)

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おむつなし育児

めっきり更新をせず、時が流れておりましたが、

先日訪問に伺った方が楽しみに読んで下さっている、とおっしゃってくださり、

頑張らねば、と再度少しずつでも書いて更新しようと奮起した私です(・ω・)ノ

皆様、宜しくお願いいたします<(_ _)>

 

いよいよ、梅雨も明け夏本番。

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夏の洗濯物が良く乾き、おしっこの回数が減るこの時期に、トイレトレーニング頑張ります‼︎というママも多いのではないでしょうか?

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トイレトレーニングとはまた違った視点ではありますが、

長女は5カ月から、次女に関しては生後2日から私が取り入れた、『おむつなし育児』について、取り上げます🚼

 

『おむつなし育児』は「おむつを一切使わない」ではありません(一切使わないは無理ですから(^^;; )

 

『できるだけ、赤ちゃんにオムツの中に排泄させないで、

オムツでなく、外に気持ち良く排泄させてあげる』というものです。

 

詳しくは、下記の本やサイトに載っています。

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おむつなし育児研究所公式サイト

 

私は長女はすぐにトイレ

次女はホーローオマル→トイレでさせていました。

ホーローオマルはこれ☟

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ホーローオマルはおむつなし育児後は、私は自分の布ナプキンの漬け置きに使用しています。

 

もちろん、赤ちゃんがお座りできるようになるまでは、ママが抱えてあげて、ウンチやおしっこをさせてあげます。

 

おむつなし育児をして、私がよかったと思うこと

 ①親の排泄に対する意識が変わる

②子供がトイレに対しての習慣がつく

③授乳期のユルユルうんちがすっきり出て、おむつ替えの時のママの格闘がない

 これは私自身目から鱗な効果でした!!

 新生児期から2カ月くらいまでのうんちの回数が本来多いとされている時期でも、次女はすっきり出るからなのか、回数が初めから少なく、すっきり出ている様子がありました!!

④紙おむつであれば出るごみが出ないから、環境にも良い

 

おむつなし育児をしていると、トイレトレーニングの時期のお互いのストレスや苦労が少ないように思います(*^-^*)

 

排泄は生活習慣の一部

おむつなし育児お勧めです♪

 興味がある方、訪問の時に話を振ってください。

 

母の日

5月8日。

『母の日』でしたね。

 

娘たちから手紙をいただきました。

読めないかもしれません(;´∀`)

 

まま、いつもありがとう

 

と2人とも書いてくれました。

 

 

そして、次女が保育園で制作してきてくれた母の日のプレゼント。

 

やっぱり、

いつもありがとう

です。

 

授乳していた頃を考えると。。。

24時間営業で、本当に『いつも』だったように思います。

ちなみに、私が初めての母の日(自分が母親になって初めての母の日)にもらった手紙(夫が左手でおそらく代筆)には。。。

 

『ママへ

いつもおっぱいありがとう』

 

と書いてありました( *´艸`)

当時の私はこの手紙を見て涙を流した覚えがあります(/_;)

 

授乳中のママ達へ。

本当にいつもありがとう

とお話しできない赤ちゃんに代わって言いたいと思います。

 

そんなことを思った母の日でした。

母乳と薬

良く受ける相談に

「今度歯医者で治療する時に薬を飲むので母乳を止めるように言われたんですが…」

「抗生剤を飲む間母乳を止めるように言われたので、5日間母乳を止めていたら、母乳がほとんど出ないのか、赤ちゃんが飲んでくれなくなってしまったのですが…」

など、母乳と薬に関する相談があります。

 

ママが薬を飲む時期(赤ちゃんの月齢)、薬の内容、授乳をどれくらいしているのか、などにもよりますが、

母乳を完全に止めなければいけない薬というのは極わずかです。

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薬によって、母乳への移行の度合い、赤ちゃんへの影響などは異なりますが、

服用する時間を薬の血中濃度に合わせて調節する、一時的に搾乳で対応する回を設けるなどを行えば、母乳育児を継続することは十分可能です。

 

薬を飲む時にはこうすれば良い、と一概には言えませんが、

母乳育児継続を希望するママには、一度母乳の専門家や母乳育児に詳しい医師へ相談することをお勧めします。

 

一母の意見として。。。

ある日突然「母乳止めてください」と簡単に言われたら。。。

体がつらいという状況の上に、

我が子に突然おっぱいをあげられなくなってしまうというショックや戸惑い、罪悪感

その後の育児に対する不安などなど…

まさに、Wショックです!!

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詳細は分かりにくいと思いますが、『授乳中の薬に関するサイト』もあります☟

私も授乳中参考にさせてもらいました。 

大分県産婦人科医会母乳と薬ハンドブック www.oitaog.jp/syoko/binyutokusuri.pdf

国立成育医療研究センター https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/

 

『母乳と薬』に関しては、ママも赤ちゃんも元気に母乳育児を続けるために知っておきたいことですよね。

産後の抜け毛

授乳中のママ

抜け毛で悩んでいませんか?

私自身、母乳育児している時、髪の毛が今と違って長かったせいもあり、

とても抜け毛が気になりました。

お風呂に入る度、恐ろしいほど排水溝に溜まる抜け毛。。。

髪をとかす度に、ブラシに恐ろしいほど絡まる抜け毛。。。

透けて見え始める額の際。。。

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そんな体験から、桶谷式の研修生時代、『脱毛と母乳の関連について』文献研究を行ったことがあります。

 

その結果。。。

母乳育児と脱毛の関連性については明確な答えが出ませんでしたが、

産後の脱毛にはピークがあり、徐々に治まることは分かりました。(経験者は感覚的に分かることだと思いますが…)

 

産後の脱毛は、産後3・4カ月頃がピーク。

7~9カ月頃に落ち着いてきます。

 

抜け毛で悩んでいるママがいたら。。。

安心してください。いずれ、落ち着いて、元に戻ります!!

そして、母乳でも、ミルクでも抜け毛は起こります。

程度の差については、検討(研究)が必要ですが…

授乳する時のお供

授乳する際、授乳中のママの姿勢はとても大切です。

無理のかかった姿勢を5~10分も続けると…

 

背中やら首やら、腰やら、肩やら

痛めます!!

肩も、首も、背中もこります!!

 

背中・首・腰・・・

全て筋膜でつながっているため、こりの影響はおっぱいに出ていきます

 

この無理な姿勢に追い打ちをかけるのが・・・

『顎を使って、まくった洋服を押さえること』

皆さん、やっていませんか~??

かく云う私も、授乳中(特に部屋着での授乳中)やっていました。。。

 

この、難儀を解消してくれるアイテムがあります!!

 

じゃじゃん!!

 

ゴムです。

単なるヘアゴムです。

長めに輪にした、ただのゴム。

 

①これを、ネックレスのように首にかけます。

②洋服の下にゴムを通します。

③一番下に垂れている輪を、もう一度首にかけます。

 

そうすれば、顎で洋服を押さえずに洋服があがり、授乳できるわけです。

授乳が終わっても、ゴムの用途は多彩☆彡

100円もあれば入手できます(*^-^*)

 

人目のつく場所や公共の場での授乳には、ケープや授乳服も便利ですが・・・

家の中では、これ便利です♪

 

離乳について

先日、学童保育の洗礼を受けた長女が腹痛を訴えた(おそらくメンタルの影響)ため、休ませて、2人で昼食を摂っていた時の事。。。

 

長女「まなちゃんに何でも質問してごら~ん。赤ちゃんの時のことでも良いよ」

 

そうですか、赤ちゃんの頃の疑問は沢山ありますが…

長女の乳児期の育児で悩んだこと第1位

「離乳食を食べない」

が頭に浮かんだので聞いてみました。

 

私「まなちゃん、赤ちゃん時全然ごはん食べようともしないし、興味も持たないしだったけど、どうして??」

 

長女「あははは~、だっておっぱいがおいしかったんだも~ん♪

 

そうですか( *´艸`)

ありがとうございます♡

 

私「じゃぁ、何でご飯食べ始めた時は、急に食べ始めたの??」

 

長女「だって、ほーちゃん(妹)に追い越されちゃう!ってあせっちゃったんだも~ん」

 

あ、そぅ(;´∀`)

では、あなたは妹がいなかったらごはんどうしてたの??

 

本当かどうかは分かりませんが、今元気に大きくなっている長女からこんな風に言われると、

食べないことを深刻に悩み過ぎなくてもよかったね、と当時の私に言ってあげたい。

そして、離乳食で悩んでいるママ達にも(*^-^*)

 

離乳食は乳汁での栄養から固形食への通過点。

その子の性格、体質、その時の成長していること、運動機能、社会性などなど、色々な要素が絡み合って、

それぞれのペースで進んでいくもの。

近年はアレルギーの問題も多いので、頑張りすぎず、楽しみながら、マイペースに進めていけたらいいですね。