まな母乳育児相談室

まな母乳育児相談室は、入間市・飯能市・狭山市周辺で「桶谷式乳房手技」と共に様々な授乳や育児に関する相談を行います。

緊急事態宣言下で思ったこと 家庭編

新型コロナウィルス感染拡大を受けて

3月に入って学校が急遽休校に入り

そのまま新学期が始まることなく、緊急事態宣言が発令され

我が家の小学生'Sは3ヶ月間

誰とも遊べない

家に引きこもりの生活になりました。

保育園に通う長男も緊急事態宣言後は保育園を休み

5月いっぱいまで家で過ごしました。

夫も3月から在宅ワークに切り替えてもらっていたので

4月からは常に5人が家に引きこもり。

買い物も週1回私が1人で1度行くのみ。

 

こんな生活は経験したことのない生活でした。

多くの方がそうだったと思いますが・・・

 

そんな生活の中で感じたこと。

その1

『親が全ての役割を担うのは非常に厳しい』

子ども達の衣食住の世話、勉強、生活リズムの確保、精神的ケア、運動不足の解消、遊び相手

それに加え

自分の仕事、家事。

色々な制限がある中で、全てをこなすことは

正直心身共に疲弊しました。

保育園の存在、学校の存在を改めて深く感謝しました。

 

その2

『適度な人との接触は必要である』

緊急事態宣言の終盤、5月後半から長女が情緒不安定になりました。

夜になると得体の知れない恐怖に襲われ、怖くて涙を流すようになりました。

きっとこの生活の影響だと思いましたが、

一緒に手を握って寝てあげること

話を聴いてあげること

大丈夫だよと抱きしめてあげること

それくらいしかできなくて、この先壊れていってしまうのではないか、ととても心配しました。

でも、学校生活が再開し

新しい学校で新しいお友達ができはじめ

お友達と話したり、遊んだりする機会が増えてくると

夜長女が得体の知れない不安に襲われて泣くことはなくなりました。

大人も、子どもも人と繋がって、社会的な繋がりがあってこその笑顔のある生活だと思いました。

家族のイラスト/無料イラスト・フリー素材2
私自身も、以前よりはかなり接触を控えていますが、仕事を再開して赤ちゃん達と会う機会が出てきて、
緊急事態宣言下より、かなり心のエネルギーが満ちてきました。
3密を避ける生活がいつまで続くのかは分かりませんが、

少しずつでも人と人の健全な関わりが戻る日がくることを願ってやみません。

 

その3
『子どもは自由に動いてこそ健全に過ごせる』
外に出て外気も浴びない
外に出て運動もしない
歩行での移動がほとんどない
こんな状況下で、私は子どもの心身の健康・発達がとても心配でした。
心配の通り
体力は落ち

情緒不安定になり

きょうだい同士のけんかも増え
親の方も日々イライラが増えました。

無料イラスト] ケンカする子供 - パブリックドメインQ:著作権フリー ...

室内での運動を取り入れたり
人が少ないところへ散歩に出かけたり
好きなものを一緒に食べたり

いつもなら普通のことが普通にできない中で
やはり子どもには自由に過ごす時間や場所が必要だと痛感しました。

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