戦争のような毎日で、あっという間にグッパイ当日。
前日から私の頭痛がひどくて、延期しようかと迷いましたが
息子の方は元気そうだったので
一先ず休みだった主人に早朝5時に目を覚ました息子を預け、3時間ほど眠らせてもらい
頭痛も軽くなったので、決意を固めて起床。
無邪気に遊ぶ息子が「パイパイ」と言いながら笑顔で近づいてきました。
「おはよう。今日でおっぱいバイバイだよ。最後たくさん飲みなねぇ。」と息子を抱きしめ
授乳の定位置、リビングのソファーへ。
嬉しそうにおっぱいを飲む息子。
感極まり、母は話しかけながら涙が…
「たくさん飲んでくれてありがとうね。
幸せいっぱいくれてありがとうね。
ママは生まれてきてくれて、おっぱいたくさん飲んでくれて幸せだったよ。
おっぱいさんとバイバイしても、愛太朗は頑張れる強い子だからね。
これからたくさん美味しいもの食べようね。」
涙で息子の姿が霞み、物思いにふけっていたら・・・
ん??
早起きしたせいかおっぱいを飲みながら眠ってしまった息子
一気に涙も退き、仕切り直しをすることに・・・
目覚めてしばらくたった後
再び「パイパイ」とせがむ息子。
もとい。
「これでおっぱいバイバイだよ。最後たくさん飲みなねぇ。」と息子を抱きしめ
授乳の定位置、リビングのソファーへ。
嬉しそうにおっぱいを飲む息子。
感極まり、母は再び涙が…
涙と鼻水でぐじゅぐじゅになり、ティッシュで涙を拭っていると
じっと私を見つめ、私が持っていたティッシュを手に取り
私の涙を拭い始めました。
まるで、泣かないで、と言われているかのようでした(T_T)
そんな息子に癒やされ、気持ちを切り替え、笑顔で最後の授乳を終わろうと心に決め
「おっぱいおいしいねぇ。」と授乳を続けていると
そっと息子がおっぱいから口を離し、「バイバイ」と言いました。
これには私も、主人もびっくり。
私からもういいか確認しながらバイバイを言うつもりでいたのに
まさか、息子の方から言われるとは・・・
そんな息子に感動し、最後の授乳を終えました。
グッパイ その4 ~いざ、グッパイ 後編~につづく